おなかの赤ちゃんのためになること、妊娠中の体のためにできることはなるべくやっておきたいと考える女性は多いもの。
でも、「妊娠中は○○がいい」と聞いてそればかりを実行するのは、とても偏った行為となり体調や生活のバランスが崩れる原因となってしまいます。
さらに、これまで全くしていなかったことを突然始めると、おなかの赤ちゃんや妊娠中の体に負担をかけることにもつながります。
何事にもこだわりすぎず、「無理をしない程度」に続けることが大切です。
妊娠した特に気をつけたい3つのこと
1.腹八分目を心がける
お腹いっぱいまで食べるよりも八分目程度に抑えたほうが健康にいいという意味で「腹八分目に医者いらず」ということわざがあります。
つわりが落ち着いてくると、急にお腹が空いて食欲旺盛になりがちですが、健康を維持するためには満腹まで食べずに腹八分目を意識するようにしましょう。
2.しょっぱいものを減らす
塩分の摂り過ぎは、妊娠高血圧症候群などの原因になるので良くありません。
妊娠中は、しょっぱいものを減らし、薄味を心がけましょう。
3.バランスよく食べる
体重が増えすぎないようにと、たんぱく質や炭水化物を抜いてしまうママもいますが、それはNG。妊娠中は赤ちゃんの体をつくっていく大切な時期でもあります。
糖質が摂れるごはんやパン、たんぱく質が摂れる肉や魚、大豆製品、栄養豊富な野菜や果物など、さまざまな食材をバランスよくとることが大切です。
とはいえ、妊娠中には摂り過ぎや、摂り方に注意したい栄養素もあります。
その栄養素や摂り方についてはまた次回、ご紹介したいと思います。