妊娠が分かったら産婦人科へいこう

2014.04.07

妊娠が分かったら、これから赤ちゃんが生まれるまで産婦人科で診てもらうことになります。
ですが、産婦人科にもその特色は様々あり、いろいろな分娩方法を取り入れる病院もあれば、逆に出産自体ができない病院もあったりと、前もってチェックしておいた方が良いことがたくさんあります。

「近くだから」「人気があるから」と選ばれる方も多いと思いますが、自分の生活スタイルや出産スタイルも考慮して慎重に産婦人科を選びましょう。

産婦人科は大きく分けて4タイプ

お産を扱っていない婦人科クリニック
分娩施設がなくても、ある程度の週数までは妊婦健診を行っている小規模のクリニック。
出産は提携している施設で行うことが多いのですが、里帰り出産をする人が利用する場合もあります。

こんな人におすすめ
・会社の帰りなどに健診を受けたい人
・里帰り出産を考えている人

 

産婦人科病院・産院(クリニック)
マタニティヨガなど診察とは別に妊娠・出産のサービスに特徴があることが多く、いろいろな分娩方法を取り入れている施設もあります。医師の人数や、緊急時の対応は確認しておくとよいでしょう。

こんな人におすすめ
・初診からお産まで「1つの病院で」と考えている人
・サポートの充実性を期待したい人

 

助産院
一軒家などで助産師が開業している施設。
妊娠中のトラブルがないことが大前提で、医療の介入がない自然なお産をします。
分娩時に医師が立ち会わないため、緊急時は提携先の医療施設に搬送されます。

こんな人におすすめ
・アットホームな出産を望んでいる人
・お産スタイルにこだわりのある人

 

総合病院・大学病院
産婦人科以外の診療科もあるため、高齢などのハイリスク妊娠・出産の場合や、緊急時の対応も安心です。
小規模なクリニックに比べて待ち時間が長いケースもありますが、最近では産婦人科が独立した形の施設も増えているようです。

こんな人におすすめ
・持病がある人
・多胎妊娠の人
・高齢出産の人